こんにちは。しいまです。
わが家は性能を重視したので、高性能なお家になっています。

そこで利用できる補助金といえばZEH!!
ということで、ZEH補助金申請は最初から考えていて、第一次申請に合わせて計画をたてました。
わが家は平成31年度に申請しました。
補助申請の対象の要件は毎年違うので、ハウスメーカーの営業さんに確認しましょう。
ZEHの他にも、各自治体が補助金を用意している場合があります。
各自治体のホームページをチェックしてみましょう。
申請方法や時期については、ハウスメーカーの営業さんに確認しましょう。

わが家はZEHの他に、自治体の補助金も申請しましたよ。
補助金いろいろ
補助金は大きく分けて2種類あります。
- 国の補助金・・・要件が合えば誰でもOK
- 自治体の補助金・・・家を建てる地域による
国の補助金も自治体の補助金も、年度初めに内容が発表されます。
予算も年度初めに決まります。
自治体の予算に関しては、申し込み多数の場合は先着順になります。

そのため、自治体の補助金申請は4月完成予定の方のほうが有利です。
例えば、ZEH申請が通って7月にお家が建て始めて11月下旬に完成したら、その頃には自治体の補助金はすでに予算達成していて、申請が打ち切りしている可能性もあります。

自治体の補助金は5万円~多いものだと20万円くらいのものもあるので、要件が合うものを組み合わせれば、何十万円も補助金を受け取れます。
ZEHとは
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。
- 断熱性能の向上
- 効率的な設備・システムの導入
- 再エネの導入(太陽光発電)
断熱性能の向上
エネルギーを極力必要としないこと
夏涼しく、冬暖かい家
効率的な設備・システムの導入
エネルギーを上手に使う
再エネの導入(太陽光発電)
エネルギーを創る
ZEHの目的
- お家の快適性アップ
- 光熱費削減
- CO2削減
ちなみにZEHに住んで1年間の電気代はこんな感じでした。
補助金を申請するために必要な性能と設備
こんなのがついているお家を対象に出る補助金です。
- 高断熱(断熱材・断熱窓)
- 太陽光発電
- 高性能エコキュート
- 高性能エアコン
高性能なエコキュートとエアコンは、お値段が高いです。
なんと何十万円も変わってきます。
ZEHの補助金を申請する場合としない場合の金額差
- エコキュート約60万円
- エアコン2台で約60万円(リビング用約40万円、寝室用約20万円)
合計約120万円-ZEH補助金70万円=実質負担50万円
- エコキュートは安いものなら15万円くらい
- エアコンも安いものは10万円しない(リビング用25万円、寝室用10万円)
合計約50万円
ZEH補助金申請した場合としない場合の差額は約70万円です。
なので、実質は高性能なエアコンとエコキュートを購入するための補助金って感じです。
わが家は、ZEHの補助金申請に外れたら、太陽光発電と断熱性能はそのまま、エコキュートやエアコンのグレードを下げるつもりでした。
※補助金は家が建って半年後くらいに振り込まれるので、補助金は後からもらえるお金として考えてください。
※ZEH補助金申請に通ったら着工期間と完成期日があります。
完成期限に間に合うようにハウスメーカーが調整してくれます。
ZEHの補助金申請の流れ
- 間取りを期日までに完成させる
- ハウスメーカー経由で申請する
- 結果待ち
- 当選なら、期日に合わせて着工する
- 期日に合わせて完成させる
- 完成報告(ハウスメーカー経由で実績報告書を提出)
- 完成から約半年後に補助金が振り込まれる
ZEH補助金申請は、年度によって異なりますが、一次・二次・三次・四次と受付があります。
申請時期は年度によって違いますし、金額も違います。
申し込み多数の場合は、先着順の場合と抽選の場合があります。
先着順受付か抽選になるかは、年度や何次申請かで違います。
ZEHの補助金を申請可能なのは登録ビルダーのみ
ZEH補助金申請可能なのは登録ビルダーのみです。
申請可能かどうかはハウスメーカーにもよるので、ハウスメーカーの設計士に依頼しましょう。
わが家がZEH申請したときは抽選でした
わが家が一次受付で申請したときは、抽選でした。
年々、申請する人が増えて、争奪戦が繰り広げられるZEH補助金。
一次・二次でいっぱいになって、三次・四次は受付しないという年度もあるくらいです。
もう運を天にまかせるのみです。

ドキドキ。

わが家の結果は、なんと応募者未達で、申請者すべて当選という異例の事態でした。
これにはハウスメーカーの設計士さんも営業さんもびっくりしていました。
わが家はZEH補助金申請が通ったので、エコキュートとエアコンはハイグレードにしました。
でも、冷静に考えてみると

「ZEH補助金申請」ってマストじゃないのかな?
と思います。
ZEHの補助金申請しない場合のコストカット裏技
ZEH補助金申請した場合は高性能のエコキュートとこれまた高性能のエアコンを設置しないといけません。
普通性能のエコキュートと普通性能のエアコンにすれば、70万円くらいコストカットできます。

断熱性能の高い家は、いまや当たり前です。
エコキュートやエアコンは、そこまで高性能じゃなくても快適に過ごせると思います。

性能に関して体で感じるのは、やっぱり断熱の部分で、暑い寒いだと思います。
そこにエコキュートやエアコンってそんなに関係ないですよね。
ZEH補助金を目標に考えるのではなくて、快適なお家の性能を目標に考えたほうが、合理的かもしれません。
ZEH申請すると、一次で申請が通ったとしても、お家の完成は11月下旬頃になります。
ZEH補助金申請せずに早くお家を完成させて、自治体の補助金を何種類か申請して、エコキュートとエアコンをスタンダードタイプにすれば、お家の総予算はとんとんになります。
ZEHの補助金をいただいたらアンケートの回答が必須
ZEHの補助金をいただいたらアンケートの回答が必須となります。
上期と下期で定期的にアンケートがきます。
期日内にアンケートに回答しない場合は、補助金を返還しなくてはいけない場合があるそうです。

ZEHの補助金は単純にもらえるほうがお得!という話ではないので、どうするかじっくり考えてみてくださいね~