こんにちは。しいまです。
トヨタホームの工場見学に行ってきました♪
モデルハウスでも性能などは見本があって実物を見られますが、工場見学はスケールが違います。
まず、見学設備が整っています。
さらに、実際に家の素材を作っているので、工場が整理整頓されているかなど、その会社の雰囲気も見られます。
工場見学のある休日は工場がお休みの場合が多いですが、工場見学があると分かっていてどの程度きれいにしているかでその会社の社風が分かるというものです。
では、トヨタホームの工場見学の詳細レポートです。
出発

トヨタホームの工場は愛知県にあります。
今回は新幹線で出発です。
朝早くに駅に集合しました。

ちなみに新幹線代はトヨタホーム持ちです。
なぜなら、トヨタホームがお客さんに工場を見てほしいから。
無料でいけるのでお得ですね!
トヨタホームは地域ごとにトヨタホーム〇〇(地域名が入る)というふうに会社が分かれています。
わが家がお世話になっているトヨタホームの取締役が出発前に挨拶に来てくれました。
この取締役はフットワークが軽くて、わが家の棟上げのときにも挨拶に来てくれました。

ではいざ出発です!
構造実験
名古屋駅に着いたら、バスに乗り換えて工場まで行きます。
まずは構造見学で、実際の鉄骨フレームの大きさを体感します。
2階の音が響かないか、金槌でガンガンたたいて音の響きを体感できます。

ほとんど反響しないので、2階の音は1階に響きにくいです。
稼働式フレームを移動して、柱が少ないと部屋の広さがどうかを実感できるコーナーもあります。
工場見学
工場は広くて大きいです。
工場内は整然としています。

さすがトヨタグループ。
工場生産のメリット
- 雨風や暑さ寒さを防ぐ快適な環境
- 楽な姿勢で作業ができる
- 早くて確実
- 安全の確保
- 検査体制を整えやすい
工場は屋根も完備されているので、断熱材処理の際に雨で濡れることも防げます。
ライン作業だから厳しい検査も各所で行えます。
カチオン電着塗装を見学
溶接機械や、鉄骨フレームの錆対策も見学できます。
「カチオン電着塗装」のプールも見られます。
「カチオン電着塗装」はトヨタの車にも使われている防錆技術です。
塗料の入った電着槽に鉄骨まるごと浸すことで、鉄骨表面はもちろんのこと裏側や小さな部品など細かな部分まですみずみまでムラなく付きます。
検査体制
生産ラインにはお客様紹介コーナーがあり、誰の家を作っているのか、作業員が想像しやすい環境になっています。

無事故無違反日数の掲示や、検査環境も万全でした。
トヨタホームは500項目の検査を通過しないと、出荷できない仕組みになっています。
工場内は広くてバスで移動するのですが、移動の途中に雨ざらしのところに外壁がいくつも置かれていました。
5年経過しているの外壁や、10年経過している外壁など、年数をずらしていくつもあります。
これは外壁が外でどのように経年劣化するか、またどのくらい劣化を防げるかを実験しているそうです。
窓の性能
窓の標準仕様は「ガス入りペアガラスで中は樹脂サッシ外はアルミサッシ」です。
高断熱仕様になっています。

追加料金でトリプルガラスも選べます。
窓はすべてcpマーク付き
窓はすべて「cpマーク」が付いています。
「cpマーク」とは防犯性の高さを表します。
侵入まで5分以上かかるなど一定の防犯性能を満たしたものです。
特殊フィルムで割れにくい設計です。
実際にガラスを割ってみる実験もやりました。
見学者がハンマーで窓をガンガンたたいているのを見ましたが、外からたたいても、表面はこなごなになりますが、完全に割れてハンマーが貫通することはなかったです。
空き巣狙いで窓を割って侵入するのはむずかしそうです。

窓からの侵入がむずかしいとそれだけ空き巣被害は少なくなりますよね。
窓の防犯対策は大事ですね。
お昼休憩
お昼休憩はお弁当です。
休憩室の窓からは、出荷予定のユニット(鉄骨フレームに壁までついたもの)がたくさん見えました。
わが家もここから出荷されるのだなとワクワクです。

トヨタホームはすべて愛知工場で一括生産のため、愛知工場から全国に運ばれます。
名古屋のショールームへ移動
午後は名古屋のショールームへ移動します。
ここでは、地元のトヨタホームでは見られない建具など種類豊富な見本を見られます。
質感などをチェックできます。

地元のトヨタホームにも建具見本はありますが、種類が限られます。
モデルルームにはない防犯設備も試すことができます。
解散
名古屋駅で解散です。
この後は名古屋飯を食うもよし、一泊して観光するもよしです。
わが家ははしごして手羽先を食べ比べて、日帰りしました。
新幹線での工場見学は、もはや旅行のような感覚です。
トヨタホームの場合は工場生産なので、実際の工場を見て製造過程や検査項目など、自分の目で見て確かめられてよかったです。

ハウスメーカーを決める前に、工場見学をすることをおすすめします。
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