こんにちは。しいまです。
わが家は2匹の兄妹保護猫と一緒に暮らしています。
おきくとごえもんは、生まれたときからずっと一緒の仲良しの兄妹です。

それなのに、去勢手術当日は見慣れないエリザベスカラーを付けたごえもんにおきくが威嚇して大変でした。
今回は、ごえもんの去勢手術当日の猫2匹の様子についてご紹介します。
ごえもんを動物病院に預けている間のおきくの様子
おきくとごえもんは兄妹で、生まれたときからずっと一緒です。
一旦動物病院に預けて帰って来たとき、ごえもんがいないのに気づいて探していました。

ごえもーーーん どこなのーーーーーーーーー!!!

おきくちゃん、ごえもんは今病院だよ。夕方帰ってくるよ。
今回は日帰り手術とはいえ、ごえもんが朝10時から18時まで居なかったので、淋しかったようです。
やたら毛づくろいをして気を紛らわせていました。

ごえもんが自宅に帰ってからが大変

自宅に帰ってからが大変でした。
初めてのエリザベスカラーに慣れていないので、ケージのなかで動きにくそうでした。

わが家はケージが1つしかないので、ごえもんが帰ってきてからは、おきくちゃんはケージの外に出して、ごえもんをケージに入れて様子を見ました。
ごえもんが帰ってきたけれどエリザベスカラーをしているので、おきくちゃんは「なんか様子が違う」と静かに観察していましたが、このあと「シャーーーーッ」と威嚇しました。。。

でも、ごえもんはおきくに近づこうとして動き回ります。
ごえもんは安静にしないといけないので、逆にごえもんを外に出して、おきくをケージに入れました。
ごえもんを安静にするために、いつもお昼寝する毛布にくるんで、抱っこして数時間過ごしました。
ごえもんのエリザベスカラーを小さめにチェンジ
ごえもんは初めてのエリザベスカラーが行く先々で当たって、前進できずに後退りしたり、ガツガツぶつかったりして困っていました。
猫友達に聞いた方法でエリザベスカラーを小さめに変えました。
ジャジャーーン!

急いで湯を沸かして一杯たいらげて作りました!

これならお水も飲みやすい!


脚とかしっぽは毛づくろいできるけれど、患部は毛づくろい出来ない絶妙さです。
おきくがごえもんに威嚇する
夜、ごえもんとおきくちゃんを同じケージに入れると、ごえもんにおきくが「シャーッ!!」と威嚇するようになってしまいました。

普段はとっても仲良し兄妹で威嚇するなんて初めてです。
ごえもんがエリザベスカラーをしていることによって、ごえもんだと認識していないようです。

猫ってこんなに見てくれに左右されるものなの?!
匂いは一緒のはずなのに・・・
「フシャーッ!!」
だけじゃなくて
「ウニャニャニャニャン!!!!!(怒)」
と臨戦態勢です。

えええええ!?
これはいまだかつてないほど、かなり緊迫した感じです。
一発触発!となってしまうかもしれません。
ごえもんをトイレに隔離
一旦、おきくとごえもんを隔離しないと双方にとってストレスになりそうなので、ごえもんをトイレに隔離することにしました。

わが家は仕切れる部屋が少ないので、トイレしか隔離スペースがなかったのです。
トイレは猫トイレも置いているので、ごえもんにとっては馴染みのある場所です。
いつもケージの中に入れているブランケットをトイレに敷いて寝床を作り、いつも使っている爪とぎも置きました。

ごえもんもおきくもお互いを探して鳴き続ける
寝るときも遊ぶときもごはん食べるときもいつも一緒だった仲良しの兄妹です。
お互いの姿が見えないことが不安なようで、ごえもんはトイレから鳴き続け、おきくはケージの中から鳴いていました。
おきくはごえもんのエリザベスカラーが見えない状態で鳴き声だけならごえもんだと認識するようです。
ごえもんの声が聞こえるのに姿が見えないから、
「ごえもーーーん!どこーーー?」
と呼び続けているように鳴き続けます。
ごえもんも
「おきくーーーー!おきくーーーー!」
という感じです。
2匹とも
「ニャーン!ニャアアアン!!ニャアアアアアーーーーン!!!」
と鳴いていました。

えらいこっちゃ・・・

姿が見えないと淋しがり、姿が見えたら攻撃しちゃうなんて・・・
ううう、どうしたらいいの・・・(泣)
去勢手術当日はごえもんと一緒に寝る
わが家は、生後1歳まではケージに慣れてもらうのと、事故や誤食を防ぐために寝るときは2匹ともケージに入れています。
ごえもんの去勢手術はまさかの威嚇と鳴き止まない事態で、ごえもんに何かあったらどうしようと思って、ごえもんと一緒に寝ました。
トイレで(笑)
わが家のトイレは広いのでギリギリ横になれます。
衛生問題は「・・・」ですが、致し方ありません。
ごえもんの安全と平穏のために、ちょっとでも安心してもらえるように添い寝しました。
一緒に寝ると、ごえもんはグルグル喉を鳴らして、すぐに静かに寝てくれました。
傷口を舐めたり、パニックになったりしないように見守りました。
半分寝ながら(笑)
おきくちゃんはずっとケージから「ニャオーン、ニャオーーーン」と鳴き続けていました。
ごえもんを探しているのか、ごえもんだけ外に出てずるいと訴えているのか、猫語がわからないので何言ってるのか「?」です。
去勢手術の翌日
手術の次の日は朝からごえもんをケージに入れて、おきくちゃんを外に出しました。
おきくちゃんは昨日鳴きすぎてよく眠れなかったようで、朝からソファでずっと寝てました。
ごえもんもケージで安静に過ごしてくれました。
少し慣れたのか、おきくちゃんも威嚇することなく落ち着いていました。
多頭飼いの大変さを実感
多頭飼いは2匹の可愛い猫と過ごせて幸せです。

去勢手術のあと、まさか威嚇する事態になるなんて・・・
うちの子たちは仲良し兄妹なので、こんなことになるとは予想もしていませんでした。
こんなに大変だとは思いませんでした。
去勢手術は難しい手術じゃないと聞いていたのですが、初めての手術のあとが思っていたより大変でした。
ごえもんの去勢手術についての詳細はこちらをご覧ください。
兄妹でも手術したときはケージが2つ必要かも

去勢手術前に、ケージをもう1つ用意するべきでした。
準備不足だったと反省しています。
2匹をそれぞれのケージに分けても、ケージを近くに置くと、きっとおきくは威嚇したと思います。

でも、ケージを別々の部屋に置けば、今回のようにごえもんをトイレに隔離しなくてもよかったと思います。
わが家は開放的な間取りにしたので、隔離できる部屋がありませんでしたが、隔離するのにちょうどいい部屋があれば、ケージは必要ないかもしれません。
手術後は上下運動を必要とケージより、動きが少なく安静できる部屋のほうがいいかもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
多頭飼いで、手術で初めてエリザベスカラーを付ける猫ちゃんの飼い主さんの参考になれば嬉しいです。

わが家のような事態にならないように、準備できるものは先に準備して、万全の態勢で手術当日を迎えていただければ幸いです。