わが家は新築を機に冷蔵庫を買い替えました。
洗濯機はきれいに洗えるのが一番です。

この「きれいに洗える」が、実は洗濯物の種類によって、また洗濯機の種類によって得意不得意があるのをご存じですか?
わが家がパナソニックの乾燥付きドラム式にした理由をお話しします。
縦型とドラム式の得意な汚れは?
洗濯機って縦型やドラム式、乾燥付など、色々ありますよね。

メーカーを選ぶのも迷いますが、そのなかでも縦型にするのかドラム式にするのかも迷います。

縦型が得意な汚れと、ドラム式の得意な汚れは違います。
あなたの洗濯物の種類によって、きれいに洗える洗濯機を選びましょう!
泥汚れ
皮脂汚れ
わたしは縦型とドラム式とどちらも使ったことがありますが、ドラム式の方が汚れが取れる思っています。

なぜか?
それはわが家が大人だけなので、皮脂汚れの洗濯物が多いからです。
家電メーカーの洗濯機研究開発部門兼業主婦の方は、お子さんが運動部で泥汚れが多いので縦型を使っているそうです。

ご家庭の洗濯物に合った洗濯機を選べば「きれいに洗える」んです!
縦型洗濯機
- 泥汚れが得意
- サイズが比較的小さいので置きやすい
- 値段が安い
- 水をたくさん使う
- 洗濯物がからまりやすい
- 乾燥機能は期待できない
縦型洗濯機のメリット
泥汚れが得意

縦型は大量の水で洗濯ものをもみ洗いするため、泥汚れを落とすのが得意です。
服の繊維を水流で広げて、底の羽がかくはんしてかき混ぜて洗います。
サイズが比較的小さいので置きやすい

ドラム式よりコンパクトなので、マンションなど洗濯パンが設置されている範囲内に置きやすいです。
購入したときの搬入や、リサイクルに出すときの搬出もしやすいです。
値段が安い

ドラム式に比べて値段はお手頃です。
縦型洗濯機のデメリット
水をたくさん使う
●洗濯槽いっぱいに水を入れて洗う
●洗濯槽いっぱいに水を入れてすすぐ×2回

洗濯槽の容量×3の水を使います。
そしてそれがすべて排水として流れていきます。
洗濯物がからまりやすい
脱水のときの遠心力ったらすごいですよね。
ピーといって終わったときのからまりようったらもう。
シャツの腕の部分が他の洗濯ものにまきつき離れない(笑)

こんだけからまると服自体も傷みやすくなります。
※からまりにくい設計の縦型洗濯機もあります。
乾燥機能は期待できない
風乾燥とか槽乾燥とか、乾燥機能があります。

乾燥機能はあるけれど、カラッカラには乾きません。
そこは本気で期待しないほうがいいかも。

わたしは過去に縦型洗濯機を買ったときに、本気で期待して乾かなさにしょんぼりしました。
縦型洗濯機は洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちる理由

縦型洗濯機は洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちます。
なぜかというと、縦型は上からみて円をかくようにくるくる回すのと、下からかき混ぜるように洗濯します。
- お水をいっぱい溜める
- くるくる回す
- 下からかき混ぜる
詰め込みすぎると洗濯機内のスペースがなくなって、お水がいっぱい入っていても、くるくる回しづらくなってしまいます。
そして、洗濯機が下からかき混ぜるような動きをしようにも、スペース不足でうまくいきません。
イメージとしては、コップにソーダと角切りのフルーツをめいっぱい入れてフルーツポンチを作ったけど、フルーツが入りすぎていて下の方のフルーツは食べづらいみたいな感じです。
同じようにコップにソーダと角切りのフルーツをいれてフルーツポンチを作って、フルーツが適量なら、下の方のフルーツも食べやすいですよね。
洗濯ものも同じです。
詰め込みすぎると上の洗濯物が邪魔をして、下からかき混ぜる動きができません。
洗濯物が適量ならくるくる回るし、下からかき混ぜる動きで洗濯物全体を洗えます。

あなたがいつも洗濯機に入れる洗濯物の量はどのくらいですか?

洗濯物の上下を循環させてまんべんなく洗える量が入る洗濯機を選ぶことがポイントです。
洗える容量が大きいものはお値段も高くなります。
容量と価格を抑えた洗濯機の場合は、洗濯する回数を増やして洗濯物の量を調整すればOKです。
でも回数が増えたらそのぶん手間だし、時間もかかりますし、電気代と水道代もかかりますよね。
日常的に洗濯物の量が多い場合は、初期投資をして容量の大きな洗濯機にするか、手間と時間と光熱費でカバーするかです。
ドラム式洗濯機
- 皮脂汚れが得意
- 節水
- 乾燥機能
- 温水洗い
- 大きい
- 値段が高い
ドラム式洗濯機のメリット
皮脂汚れが得意
ドラム式は縦に回転します。
そのときに洗濯物が上から下に落ちます。
この状態はたたき洗いなので、洗剤が繊維の奥まで染みやすく、皮脂汚れが落ちやすいです。

また、お湯で洗う機能を使えばさらに皮脂汚れが落ちやすくなります。
汗や垢汚れにも強いです。
脇の汗シミもつきにくいです。(←これは個人的な感想です。)
節水
洗濯槽いっぱいに水を溜めることがないので節水です。
乾燥機能

ドラム式乾燥機は熱で乾燥するので、カラッカラに乾かせます。
タオルとかは普通に干すよりも、ふわふわに仕上がります。
しわのばしにも使えます。
服を30秒だけ乾燥機でまわすと、しわが減ります。

ただ、熱を発生させるものは、総じて電気代がかかります。
乾燥機能は電気代がかかります。
温水洗い

60度以上の温水で洗えば雑菌が死滅するってご存知ですか?
生乾きや部屋干しの臭いの原因は菌です。
その菌を洗濯の時点でなくすことができれば、臭いが出にくいのです。
タオルの臭いが気になるときは、鍋にお湯を沸かして煮沸消毒した後、洗濯するとスッキリします。
ドラム式洗濯機のデメリット
大きい

縦型よりサイズが大きいので、マンションなど洗濯パンが設置されている範囲内に置けないことがあります。
購入したときの搬入や、リサイクルに出すときの搬出にもスペースが必要です。
ドアや廊下が通れるかなど、事前にサイズを測ってから購入しましょう。
値段が高い

温水洗いや乾燥など機能満載なので値段は高いです。
アイリスオーヤマのドラム式は、乾燥機能が付いていないのでお手頃価格です。
わが家がドラム式洗濯機に決めた理由

わが家はパナソニックの乾燥付きドラム式を購入しました。
理由は、電気屋さんのアドバイスです。
電気屋に行って実物を見て検討していたとき、どれがいいかわからないので電気屋さんに聞きました。
するとドラム式だとパナソニックと日立がオススメとのこと。
電気屋さんは日立のドラム式洗濯機を使っているそうですが、乾燥のときに排水のところが少し臭うときがあるそうです。
臭いの原因はわからないし、もちろん洗濯機が原因ではないかもしれません。
どこかの原因部分をお掃除すれば解決するかもしれません。
でもわが家はズボラなのでパナソニックにしました。
パナソニックも掃除をさぼればどこかが臭うかもしれません。
洗濯機の臭い予防

臭いの予防は、洗濯したあと乾燥させることがポイントです。
ジメジメしたままだと菌が繁殖しやすくなります。
- 乾燥機能を使う
- 洗濯したあとに排水フィルターをはずして乾かす
乾燥機能を使う

乾燥機能を使うと、洗濯機の一部を乾燥させることができます。
乾燥機能で内部構造の排水部分まで乾燥させるのはむずかしいです。
洗濯したあとに排水フィルターをはずして乾かす

洗濯したあと、排水フィルターをはずして置いておくと自然乾燥されます。
排水フィルターはカビが繁殖しやすいので、取扱説明書では一週間に一度くらい洗うことを推奨しています。
洗濯機は水を使うので、どうしても菌が繁殖しやすい家電です。
メンテナンスをしてきれいに使いたいところですよね。
ズボラなわが家は、とりあえず排水フィルターをはずしてそのままほったらかしています。
これだけでも排水部分が自然乾燥されます。

あと、洗濯機の下の部分は、掃除しにくい場所だから埃が溜まりやすいところです。
お掃除しやすいように洗濯機を搬入したときに土台を設置しています。

洗濯機の下もルンバがお掃除してくれるので、いつもきれいです。
まとめ
<縦型洗濯機>
●メリット
泥汚れが得意
サイズが比較的小さいので置きやすい
値段が安い
●デメリット
水をたくさん使う
洗濯物がからまりやすい
乾燥機能は期待できない
●縦型洗濯機は洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちる理由
洗濯機内スペース不足で洗濯物の上下が循環しないから
<ドラム式洗濯機>
●メリット
皮脂汚れが得意
節水
乾燥機能
温水洗い
●デメリット
大きい
値段が高い
●わが家がパナソニックに決めた理由
電気屋さんに聞いてよさそうだったから
●洗濯機の臭い予防方法
乾燥機能を使う
洗濯したあとに排水フィルターをはずして乾かす

洗濯機はメンテナンスも大事です