こんにちは。しいまです。
わが家が楽天銀行の住宅ローンを選んだ理由は、「事務手数料の安さ」と「団信」です。
ハウスメーカーはトヨタホームで建てました。
金利だけ見ると他のネットバンクのほうが低いのですが、事務手数料が借入金の数パーセントとなります。
楽天銀行の住宅ローンは事務手数料が一律なので、わが家の場合は「借入金+手数料+事務手数料」が一番お得でした。
楽天銀行の住宅ローンは、わが家が申し込んだときはあまりメジャーではなくて、いろいろわからないことがありました。
ネット申し込みから本申し込みまでは簡単なんですけど、問題はそのあとです。

登記のやりかたは?
楽天指定の司法書士って?
ってとこです。
いろいろよくわかなくて怖い・・・
と思ってましたが、結果は大丈夫でした!
トヨタホームの営業さんはネットの住宅ローンは初めてのようでしたが、「これからはネット銀行の住宅ローンを利用するお客様が増えるだろうからいい機会です!」と言ってくれて、すごく協力的でした。
書類の準備など一緒にやってくれて助かりました。
楽天銀行 住宅ローンの流れ
- ネット申し込み
- 事前審査
- 申込書類記入・楽天に返送する(借入希望日の1か月前までに返送必要)
- 楽天銀行が審査する
- 金利結果が郵送で届く
- 口座振替依頼書を楽天銀行に返送する
- 住所を変更する
- 火災保険に申し込む
- 準備できた書類から郵送する(借入希望日の6営業日前まで)
- 楽天銀行指定の会社が計測に来る
- 楽天銀行指定の行政書士が登記作業をする
- ローンが実行される
- 毎月返済する
- 完済する
ネット申し込み
まずはネットで申し込み!
住宅ローンは本申込するのを最後に選べばいいので、複数の金融機関で事前審査が可能です。
「住宅ローンを借りる!」と決めたら
①とりあえず申し込みして
②事前審査を通してから
③実際に住宅ローンを組む金融機関を検討する時間も必要
なので、早めに申し込みをすることをおすすめします。

あんまりたくさんの金融機関で事前審査しすぎると、ちょっと裏評価に引っかかってくるのかな?
と心配だったので、わが家は2つの金融機関で事前審査を通しました。
楽天の住宅ローンの申し込みページで必要事項を入力します。
- 氏名
- 年齢
- 現住所
- 電話番号
- 勤務先
- 職種
- 勤務先住所
- 勤務先の電話番号
- 役職の有無
- 年収
- 借入希望額
- 現在住んでいる住所
- 新しく家を建てる土地の住所
- 地区の区域(市街化区域など)
- ハウスメーカーまたは工務店名
- ハウスメーカーまたは工務店の担当者
などなど
源泉徴収や住民票など、後日郵送する書類で整合性を見られるので、間違わないように記入しましょう。

なにか変更があったときは、本申し込みのときに訂正できます。
事前審査
事前審査はメールで連絡がきます。
最短で翌日くらいです。

わが家は翌日に承認の連絡が来ました。
事前審査の前にやったこと
はじめての住宅ローン審査でかなりびびっていたので、なるべくリスクを減らしました。
- 車のローンがちょこっと残っていたので一括返済しておきました
- 土地は「市街化区域」を選びました
- 楽天銀行の口座を作りました
車のローンがちょこっと残っていたので一括返済しておきました
他のローンが残っていると、住宅ローンの審査に影響が出ると聞いたからです。

リボ払いとかもきれいにしておいたほうがベターかも。
土地は「市街化区域」を選びました
これも審査に影響が出ると聞いたからです。
調整区域は家を建てることを制限する地域です。

そのため、市街化区域のほうがベターかも。
楽天銀行の口座を作った
楽天銀行の口座からの返済だと金利優遇があります!
口座開設には長いと2週間くらいかかるので、早めに申し込みすることをオススメします。
申込書類記入・楽天に返送する(借入希望日の1か月前までに返送必要)
事前審査のあと申込書類が送られてきます。
申込書類に記入して、借入希望日(家の引き渡し日)の1か月前までに返送します。
返送は早めをおすすめします。
ギリギリに返送すると不備があったときに焦ります(;´∀`)
わが家は楽天銀行の住宅ローンにすることを、ハウスメーカーと建物契約する前に決めていたので、家の引き渡し日の6か月前くらいに返送しました。
ネット申し込みで入力した情報が印字されているので、間違っていたり変更するところは訂正すれば大丈夫です。
「楽天インシュアランスの火災保険を希望しますか?」にチェックするところがあります。
相見積もりをとりたい場合は、チェックなしで大丈夫です。
わが家は相見積もりで検討したかったので、チェックしませんでした。
が、火災保険一括見積もり依頼サイトで検討した結果、補償内容と保険金額のバランスがよかったので、楽天インシュアランスの火災保険に入りました(笑)
楽天銀行が審査する
本申し込み用紙が楽天に届いたあと、本審査が始まります。
夫(申込者)の勤務先に、楽天銀行から在籍確認の電話がありました。
大金貸すんだから、そりゃ確認電話くらいありますよね。
電話があるのを知らなかったので、ちょっとびっくりしました(笑)
結果はメールで届きます。

わが家の場合は、本申し込み用紙を返送してから10日くらいかかりました。
金利結果が郵送で届く
ドキドキの金利結果発表は書留で届きました。

ここで、実行金利が決まります。
家が完成した時に、金利が下がっていても上がっていても、このときの実行金利が適用されます。
家が完成した時に、楽天が優遇キャンペーンとかしていて金利が下がっていたらちょっとショックだけれど、変動金利は結局のところ変動しますから、あまり気にしすぎないようにしました(笑)
口座振替依頼書を楽天銀行に返送する
口座振替依頼書を楽天銀行に返送します。
全国の金融機関でも大丈夫です。(一部取り扱いなしがあります)
わが家は楽天銀行の口座を振替口座にしました。
口座開設には長いと2週間くらいかかるので、住宅ローンを機に楽天銀行の口座を開設する場合は、早めに申し込みすることをオススメします。

わが家はネット申し込みのあとに楽天銀行の口座を開設しておきました。
住所を変更する
住所変更は家が完成する前にやります。

思ったより早いタイミング!
まだ住んでないのに住所を変更するのは、登記とか抵当権とかに必要なためです。
ハウスメーカーの営業さんが変更するタイミングを教えてくれるので、そのタイミングで市役所で申請しましょう。
火災保険に申し込む
火災保険に入っていないと住宅ローンは実行されません。
火災保険に入れば水害保険と地震保険にも加入できます。
いざというときの備えになります。
よく検討して決めしましょう。
火災保険に入らなくちゃいけない理由
楽天銀行は大金を貸し付けています。
建物と土地はローン完済まで、楽天銀行のものです。(建物と土地が担保となる)
もし借主がローンの返済ができなくなったら、楽天銀行は建物と土地を売って貸付金に回収します。
借主がローンの返済ができなくなったとき、建物が火災で全焼してしまい担保がなくなってしまったら?
土地は更地でも売れますが、それだけでは建物分の貸付金を回収できません。
これは楽天銀行の損失となります。
しかし、借主が火災保険に加入していて保険金がおりれば、その保険金で建物分の貸付金を回収できます。
そんなこんなで、住宅ローンを利用する借主は火災保険に加入しないといけないのです。

自分たちにとってもいざというときの備えになります。
火災で何も無くなってしまったらショックすぎます・・・
そんなときにお金だけでももらえたら少し救われますよね。
一括見積もり依頼サイトが便利!
たくさんある保険会社から自分たちに合う保険を選ぶのって難しいですよね。
何が何だか分かりづらいし、保険会社別に見ていくのも手間がかかります。
そこで便利だと思ったのが、火災保険一括見積もり依頼サイトです。
火災保険一括見積もり依頼サイトは最大16社・40商品の保険から無料で最適な見積もりを作ってもらえます。
建物保証金額や家財保証金額など、自分の希望を入力すれば、複数の保険会社の火災保険の見積もりが一発で完了です。

楽ちん♪
不要な補償を外せば保険料は節約できますが、それがわが家にとって本当に不要な補償なのかどうか、プロの意見を聞いてみました。

相談も無料でした。
補償内容を十分に検討して、いざというときに困らないような保険が良い保険です。
準備できた書類から郵送する(借入希望日の6営業日前まで)
金利結果と一緒に申込書類一式と必要書類一覧と返信封筒が届きます。
必要書類は借入希望日の6営業日前までに返送が必要です。
- 申込書類
- 土地の契約書
- 重要事項説明書
- 住民票
- 直近の源泉徴収
- 建物請負契約書
- 建築申請書類
- 火災保険書類(楽天インシュアランスの場合は不要)
などなど
6営業日というのは土日祝を除いて6日前までという意味です。
借入希望日が11/10(月)の場合
11/8・9は土日なので、6営業日というと、11/10・7・6・5・4・3(←ココ)
11/3(月)までに楽天銀行に書類が到着していないといけません。
11/3に到着させようとすれば、10/31までには投函したほうがいいです。
しかし郵送事故がないとも言い切れませんので、書類の準備ができたらなるべく早く返送したほうが安心です。
わが家は準備できた書類から順番に郵送して、最後の書類は借入希望日の2週間前に返送しました。
必要書類のなかには、建物の工事が進まないと準備できないものもあります。
バラバラでも大丈夫なので、準備できたものから郵送していきます。
ハウスメーカーの営業さんに必要書類一覧を見せて、ハウスメーカー側で用意してもらわないといけないものは準備してもらいましょう。
楽天からは、「あとこれこれ送ってくださいね~」と必要書類一覧と返信封筒が届きます。
問い合わせのフリーダイヤルが用意されているので、不明なことは問い合わせできます。
楽天銀行側で不明点があれば、担当者から直接電話がかかってきます。
楽天銀行指定の会社が計測に来る
わが家の場合は事前連絡なしで、棟上げをして内装工事をやっている最中に、知らない業者の人がいきなりやって来て家や敷地面積を測っていきました。
いきなり来られるとびびりますよね。
ハウスメーカーには話を通していたようで、わが家が見学に行く日に合わせて来たようです。
業者の名刺を渡されて、後日、その業者の事務所に呼ばれました。
楽天銀行指定の司法書士が登記作業をする
楽天銀行の住宅ローンの場合、登記作業は楽天銀行指定の司法書士が行います。
そのため、知り合いや親戚の方に司法書士さんがいらっしゃっても、その方にお願いすることはできません。
わが家の場合は、2つの事務所に行きました。
●1回目の調査士事務所・・・建物調査・登記
●2回目の司法書士事務所・・・所有権登記名義人住所変更と所有権保存と抵当権設定
どちらも楽天銀行の事務手数料とは別に請求されました。
1回目の調査士事務所訪問
この調査士事務所をネット検索したのですが、まったくヒットしないのです。

ネット検索してもない登記会社っていまどきあるの?
当日、事務所のあるビルに行ってみると、事務所の看板も何もなく、入口のドアにも何も付いてないのです。

ただのドア・・・
怖い・・・
本当にここ?
ここで合っているのかさえわからない・・・
ドアを開けると、わが家で計測していた方がいらっしゃいました。
ちょっとほっとしました。間違ってなかった。
でも部屋の中も段ボールだらけで、閑散としていました。

もしかしてペーパーカンパニーなのでは・・・???
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
怖い・・・(ドラマの見すぎ!)
結果からいうと大丈夫でした。
現地で調査登記などの処理を、楽天が現地の業者に委託するようです。
得体が知れないと思っていましたが、ただ単にその委託された事務所でした。
今後の流れなどの説明と測量や登記に関する費用を、楽天銀行の事務手数料とは別に請求されました。
2回目は司法書士事務所訪問
次は1回目とは別の司法書士事務所に行きます。

ここは、看板も出ているし普通の事務所でした。
2回目の司法書士がしてくれたのは所有権と抵当権の処理です。
ここでの費用も、楽天の事務手数料とは別に請求されました。
2つ合わせて、25万円くらいでした。
ローンの実行
家が完成して、引き渡しのときに住宅ローンが実行されます。
毎月返済する
毎月決まった日に引き落としされます。
完済する
住宅ローンを完済したとき、やっと抵当権がはずれて、建物も土地も自分のものになります!
まとめ
●ネット申し込み
●事前審査
事前審査はメールで連絡がくる。
最短で翌日くらい。
●申込書類記入・楽天に返送する(借入希望日の1か月前までに返送必要)
事前審査に通ると本申し込みの書類が送られてくる。
間違いや変更したいところは訂正して郵送する。
●楽天銀行が審査する
本申し込み用紙が楽天に届いたあと、本審査が始まる。
2週間くらいかかった。
●金利結果が郵送で届く
結果発表は書留で届く。
実際に家が完成した時の金利が下がっていても、このときの金利が実行金利。
●口座振替依頼書を楽天銀行に返送する
口座振替依頼書を楽天銀行に返送する。
一部取り扱いなしがあるけれど、全国の金融機関でも大丈夫。
●住所を変更する
ハウスメーカーの営業さんが住所変更のタイミングを教えてくれる。
そのタイミングで変更する。
●火災保険に申し込む
火災保険に入っていないと住宅ローンは実行されない。
返済が滞ったときに建物と土地は楽天銀行の担保になるため。
一括見積で相場を調べておくと自分に合う保険を選びやすいです。
火災保険一括見積もり依頼サイトは最大16社・40商品の保険から無料で最適な見積もりを作ってもらえます。
一括見積りで検討したら、一度プロにも相談したほうがいいですよ。

●準備できた書類から郵送する(借入希望日の6営業日前まで)
金利結果と一緒に必要書類一覧と返信封筒が届く。
必要書類のなかには、建物の工事が進まないと準備できないものもあるので、準備できたものから郵送する。
ハウスメーカーの営業さんに必要書類一覧を見せて、ハウスメーカー側で用意してもらわないといけないものは準備してもらう。
●楽天銀行指定の会社が計測に来る
棟上げをして内装工事をやっている最中に、知らない業者の人がいきなりやって来て家や敷地面積を測っていく。
ちょっとびっくりする。
●楽天銀行指定の行政書士が登記作業をする
1回目の調査士事務所・・・建物調査・登記
2回目の司法書士事務所・・・所有権登記名義人住所変更と所有権保存と抵当権設定
どちらも、楽天の事務手数料とは別で費用を請求される。
●ローンが実行される
家が完成して、引き渡しのときに住宅ローンが実行される。
●毎月返済する
毎月決まった日に引き落としされる。
●完済する
やっと建物も土地も自分のものになる!
ハウスメーカーが慣れている金融機関の場合は、営業さんが手とり足とり手伝ってくれるので楽です。
でも金利が低いのはネット!
断然ネット!

わたしたちも住宅ローンは初めてでわからないことだらけでした。
でもなんとかなります!