こんにちは。しいまです。

ケージって必要なの?

お留守番するときや、手術後など安静にしてもらいたいときに、ケージがあると便利で安全です。
今回はアイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)にした理由や組み立て方法、使ってみたレビューをまとめました。
猫にケージは必要?
アイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)を用意してよかったです。
わが家は共働きなので、猫がまだ小さいうちはお留守番にはケージがあると安心です。
それなりに場所は取りますが、長く使えるものですので買ってよかったです。

わたしが思うケージが必要な理由は3つです。
安全にお留守番できる

子猫は目を離した隙に誤食したり怪我をしたりしないか心配ですが、ケージの中は安全です。
お留守番もケージが安心です。
まだ慣れていない部屋で放し飼いの場合、まだ子猫には危険が多く、発見が遅れると命に関わることもあります。
ビニール袋も大好きでカジカジしちゃうし、たくさん食べてしまったら危険です。
猫に悪気はないのですが、とにかく好奇心旺盛で何でも自分で確かめたい性分なのか、何でもカジカジ・ちょいちょいして物を倒したり落としたり、まったく目が離せません。
キッチンの洗剤が危険なことはもちろんですが、スポンジに残った少量の泡でも舐めてしまうと中毒をおこしてしまいます。
猫は飼い主が想定している範囲は軽く越えて思いもよらぬものに食いつきますので、留守中はケージに入ってもらうほうが猫も安全ですし、飼い主も安心です。
猫の逃げ場所になる
猫にとってもケージは安心して寛げる場所です。
うちの子たちは来客が苦手なので、ケージの中でじっとしています。
もしケージがなかったら、猫にとって安心できる逃げ場所はソファの下など限られた狭いオープンスペースしかないので、ケージを用意してよかったです。
病気になったとき隔離できる

多頭飼いで、1頭が病気をしたときにケージに隔離することもできます。
多頭飼いだと、エリザベスカラーをしていても、もう1頭がペロペロしちゃうし、ちょっかいを出して興奮させてしまうこともあります。
物理的に距離を保てるといいですよね。
アイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)にした理由

ケージはめっちゃ調べてけっこう悩みました~~~。

いろいろ調べた結果、プラスチック製のほうが錆びにくくて、音が響きにくくて静かということで、アイリスオーヤマの3段プラスチックケージ(プラケージ813)に決めました。
- 掃除や移動のときに軽いほうがいい
- 猫が噛んでも柵が錆びない
- 丸洗いできて清潔
- ニオイが付きにくい
- お留守番の間も上下運動をさせてあげたい
- 猫が移動するときの音が静かなものがいい
組み立て簡単

用意するものはプラスドライバーのみです。
組み立ても簡単で、2人がかりで1時間くらいで出来ました。
組み立てるときのポイントは、扉の位置と段ごとの床の左右を決めてから取り掛かることです。

最初に左右を決めてから組み立てないと、段ごとにネジ止めしていくので途中で左右を変えるとなると、ネジを外して枠を外してと手間がかかります。
届いた箱の大きさはこんな感じです。

開けるとびっしり詰まっています。

パーツを全部出してみました。


説明書はこんな感じです。

1段目の扉の左右を決めてはめていきます。

1段目の枠をすべてはめました。

2段目をネジ止めします。

横の部品でカチッと押さえます。

2段目の枠もはめます。


3段目は床で組み立てて2段目に合体!
3段目の天井は半分が開けられるようになっています。
左右のどちらにするか考えてパーツをはめましょう。

アイリスオーヤマの3段プラスチックケージ(プラケージ813)が完成です!

実際の使用感

アイリスオーヤマの3段プラスチックケージ(プラケージ813)は3段目がちょうど目線になるので、猫の様子を見やすいです。
他にもメリットが多いです。
柵の太さや各サイズなども測ってみました。
おきくもお手伝いするニャ!

音は本当に静か
子猫はケージの中で上下運動でどったんばったんしますよね。
大人になればストンと身軽に登り降りするかもしれませんが、大人は体重が増えるので、やっぱり上下運動の音は気になると思います。

実際に使用してみて、プラスチックケージは静かです。
わたしは音に割と敏感なほうですが、あまり気になりません。
上下運動よりもむしろトイレの砂を掘る音のほうが気になるくらい、プラスチックケージは静かです。
金属製ケージだと、音が気になってしまったと思います。
プラスチックケージにして本当によかったです。
柵と柵の間隔
3.3cm

柵の太さ
プラスチックケージは柵が太いです。

奥行1cm
横0.5cm(1cmの太い柵が左右に2本あり)
段の内寸
1段目
奥行52.5cm
横77.5cm
2段目・3段目
奥行52.5cm
横38cm
扉の高さと大きさ
横36cm
縦40cm

わたしの身長は155cmですが、1段目~3段目まで上半身が楽に入りお掃除も簡単です。

1段目
キャスター無しで床から
高さ下5cm~上46cm
2段目
キャスター無しで床から
高さ下61cm~上102cm
3段目
キャスター無しで床から
高さ下117cm~上158cm
キャスターは有にも無にもできる
キャスターを無しにもできます。
アイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)のキャスターはストッパーが付いていません。

猫が中で大暴れしたときに危ないかもと思ってキャスターは無しにしています。
ケージの移動がしやすいように、一番下は段ボールを敷いてケージの滑りをよくしています。
扉の鍵締めがワンタッチ
扉の鍵は、つまみを右にひねると上下の金具が引っ込んで開くようになっています。

上と下に金具が出てダブルロックのような感じでしっかり締まって安全です。

扉のストッパーが便利

このプラスチックケージは3段とも扉にストッパーが付いているので、お世話中に頭をぶつけにくいのがいいです。
最初はストッパーがちょっと硬くて、降りないと思ったのですが、下にグッと押すと機能します。

扉を開けっぱなしでお水交換したりなんやかんやしていて頭をよくぶつけてしまいますが、ストッパーで押さえておけばぶつけなくてすみます。

ただ、このストッパーは、猫がかじりやすい形なのかうちの子たちがガジガジして、1年未満でゆるくなって扉を留めておけなくなりました。
あんまりしっかりしたストッパーではないです。残念。
爪とぎを柵に付けられる
爪とぎは柵に取り付け可能です。
寝起きにガリガリやってます♪

取り付けた爪とぎを横から見た感じ。
爪とぎ板を挟んでネジ止めしています。

丸洗いも簡単
日頃のお掃除は、コロコロと掃除機と拭き掃除ですが、定期的に丸洗いしています。
丸洗いするときは1段ずつに分解して洗いして、そのまま天日干しして乾かします。

乾いたら3段に組み立てるのですが、サイドの部品をカチッとはめるだけなので、分解・組み立てがめちゃくちゃ簡単にできます。



丸洗いしたら、猫のニオイが消えてしまうので、おきくもごえもんもすごくウロウロします。
アイリスオーヤマのプラスチックケージ813(3段タイプ)オススメです。
ちょっと困ったこと
すごく気に入っているアイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)ですが、デメリットもあります。
扉は3段とも左右同じほうにしか付けられない

アイリスオーヤマの3段プラスチックケージでひとつ残念なのは、3段とも扉が左右のどちらかにしか付けられない作りになっています。
わが家は左が壁なので、3段とも左に扉を付けて右に開けるようにしました。

3段とも扉を開けるとこんな感じです。

これが、1段目が左扉、2段目は右扉と左右のどちらでも付けられたらさらに良い商品だと思います。
ストッパーが緩くなってきた

でも経年劣化か1年弱でストッパーが緩くなってきました。
ハンモックの取り付け

ハンモックを付けようとしたら、ハンモックの金具よりプラスチックケージの柵が太くて普通には付けられませんでした。
ハンモックの紐を輪っかにして金具を付けてます。


S字フックなどを利用するのもアリかもしれません。

ハンモックはちょっと工夫すれば付けられるので問題ありませんよ。
水飲みの取り付け
わが家は付けていないのでわかりませんが、柵が太いので水飲みを付けるのは無理かもしれません。
軽いのがちょっと不安
アイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)は比較的軽いので、3段目で大暴れしたらケージごと倒れてしまうのではと心配です。

うちの子はケージのなかで大暴れしたことがないので、今のところは問題ありません。
猫がケージの外から3段目部分に飛びついてぶらさがっても倒れる心配はないです。
普通の猫が過ごして転倒してしまうようなケージは、アイリスオーヤマもさすがに販売できないですよね(笑)
1番下の段にトイレを置いて猫砂を多めに入れておくと、ケージのちょっとした重しになります。
猫はパニックにならない限り大暴れすることもないし、身のこなしも軽やかなのでケージが倒れる可能性は低いですが、地震対策で転倒防止は必要です。
猫の様子
アイリスオーヤマのプラケージ813(3段タイプ)は過ごしやすそうです。
うちのごえもんとおきくは、このプラケージ3段をはしごのように垂直に登ります(笑)
柵が太いからできるのかな?
子猫にとっては、段に高さがあるので覚えた離れ技かもしれません(笑)

アイリスオーヤマのプラスチックケージ813(3段タイプ)は、音が静かで、掃除がしやすくてオススメです!

ケージは安全性と掃除のしやすさも大事です。