こんにちは。しいまです。
家づくりはわが家とって人生で一番高い買い物でした。

絶対に後悔したくない。
だから、たくさんのハウスメーカーや工務店を見て、しっかり検討して、納得のいくところと契約したいと思いました。
でも、わが家の希望をすべて叶えてくれる完璧なハウスメーカーはありません。
15社のハウスメーカーや工務店を見学して、それぞれ決定打に欠けており、悩みに悩んでいました。
そんなわが家がトヨタホームにした決め手は営業さんの一言でした。
その一言とは・・・

いろいろな建て方がありますけど、それは各社それぞれの構造にあった建て方なんだと思います。
まったくその通り!
なんだか憑き物が落ちたというか、目が覚めたというか、我に返ったというか。

自分たちの希望をすべて満たしているところはありません。
(これが現実です)
優先する条件を満たしているところを、思い切って選んでみましょう!
わが家のハウスメーカー比較ポイント

わが家はハウスメーカーや工務店を合わせて15社検討しました。
- 建物価格
- 好みのデザイン
- 性能(断熱・気密・換気・耐震など)
- 基礎の種類
- アフター保証(内容・期間)
- 建てた後のメンテナンス費用
- 営業さんとの相性
建物価格
建物価格が自分たちの希望の範囲かは当然検討します。
デザイン
デザインは、選ぶ素材にもよるので、そこまで問題ではないかもしれません。
性能
わが家が一番悩んだポイントは、性能に関する部分でした。
どのハウスメーカーも特色があって、良いところと残念なところを合わせ持っていました。
ハウスメーカーを見れば見るほど、新築戸建てに関する知識が増えていくので、いろいろ考えちゃうんですよね。
例えば

このハウスメーカーは長期保証が魅力的だけど、断熱材はグラスウールか・・・
トリプルガラスが選べて、中のサッシは樹脂なのに、外のサッシはアルミか・・・
このハウスメーカーは工場生産で品質は保たれているけれど、基礎は布基礎か・・・
とか。
自分たちの希望に一番合うハウスメーカーを選びたい

人生で一番高い買い物だから、自分たちの手の届く範囲で一番希望に合うものを選びたい。
だからすごく迷ってしまう。
もう疲れてなげやりになりそうになる。

ハウスメーカーを決めるというのは、家づくりのなかでも疲れる作業だと思います。
第1疲れるポイントです。
(ちなみに第2疲れるポイントは間取り詳細決定です。)

でも、ここで妥協したり、適当に決めちゃうと、後悔するかもしれません!
快適なマイホームを手に入れるために冷静に選びましょう!
わが家は一度契約したハウスメーカーがあったのですが、土地が流れて解約したこともあったし、土地をちらつかせて契約を急かしてきたハウスメーカーとは、がんとして契約せずお断りしたこともありました。
土地が流れてハウスメーカーを解約した話はこちらをご覧ください。
土地がはっきりせずハウスメーカーとは契約せずお断りした話はこちらをご覧ください。
アフター保証とメンテナンス費用
アフター保証とメンテナンス費用に関しては、客観的に比較できます。
アフター保証の内容や期間やメンテナンス費用は、建てたあとに非常に重要なポイントになります。
わが家の場合は、平屋で外壁が総タイルなので、メンテナンス費用が60年間で最大30万円と言われています。
もし、メンテナンス費用が30年後に150万円かかるなら、まとまった金額の貯蓄が必要ですよね。
住宅ローンを支払いながら、同時進行で生活費や教育費をやりくりしつつです。

想像しただけでもけっこう大変ですよね。
将来の金銭状況がどうなっているのかもわからないので、メンテナンス費用はかからないにこしたことはありません。
メンテナンス費用について詳細はこちらをご覧ください。
トヨタホームの営業さんの一言

もうどのハウスメーカーだって、一定の性能があるのだから、どこを選んでもあながち間違いではないのでは?
ハウスメーカーを見れば見るほど、そんな風に達観(?)しはじめてしまいます。
トヨタホームで打ち合わせをしていて、担当の営業さんに

どのハウスメーカーも良いところとそうではないところがあって、どう選んでいいのか分からない
と正直な気持ちを伝えたことがありました。
そのときトヨタホームの営業さんに

良いところとそうではないところとは、例えばどんなところですか?
と聞かれました。
例えば「基礎の方法の違い」や「断熱素材」や「窓の性能」のことを伝えました。

基礎はベタ基礎が良さそう
断熱材は吹き付けウレタンのほうが隙間なく断熱できるんじゃないのかな?
窓は外も中も樹脂サッシのほうが断熱性能が良いよね?
わが家はこんな風に思っていたのです。
他にも細かいところでいろいろ考えていました。
迷いに迷っていたわたしたちの目を覚ましてくれた営業さんの言葉

いろいろな建て方がありますけど、それは各社それぞれの構造にあった建て方なんだと思います。
わたしたちのぼやきに対して、トヨタホームの営業さんはこんなふうに答えてくれました。

いろいろな建て方がありますけど、それは各社それぞれの構造にあった基礎や断熱や窓の性能なんだと思います。

たしかにそうだ。
迷いに迷っていたわたしたちは、目が覚めたような気がしました。
「基礎はベタ基礎が良さそう」
「断熱材は吹き付けウレタンのほうが隙間なく断熱できるんじゃないかな?」
「窓は外も中も樹脂サッシのほうが断熱性能が良いよね?」
というのはあくまでちょっと勉強しただけのわたしたちのイメージなんです。
専門家ではないのであらゆる面から比較検討することはできないし、本当のところは住んでみないとわからない。
わたしたちは「部分」を検討することはできても、「全体」を設計することはできない。
全体を設計しているハウスメーカーが選んでいるものなら、それを選ぶ理由がそれぞれある。
迷っているわたしたちに、断定的な答えは必要なかったのです。
むしろ、「基礎は○○基礎じゃないとだめですよ」とか言われても、それぞれのメリットデメリットを少し勉強したわたしたちは、反論する知識を持っています。
何事にもメリットデメリットがあることを知っているから、メリットだけを言われても

それって説明不足じゃない?
もしかしてよく知らないの?
と不信感や残念な気持ちを持ったと思います。
何かにこだわりがある方は、そのこだわりを満たすハウスメーカーを選べると思います。
わたしたちのように、どのハウスメーカーも良い面があって総合的に見てひとつを選べない人もいると思います。
あと、土地の情報にも左右されると思います。
そんなときは、営業さんに素直に聞いてみるのもひとつの方法かもしれません。

どのハウスメーカーを選んだらいいか迷っていたとき、トヨタホームの営業さんからこの言葉を聞かなかったら、ハウスメーカー比較の迷路から出るのにもっと時間がかかったと思います。
トヨタホームに決めてよかったこと
トヨタホームの営業さんは、何かを否定したりすることはなくて、いつも一生懸命やってくれました。
アフター保証は60年
アフター保証やメンテナンス費用に関しては、客観的に比較できます。
トヨタホームはアフター保証が60年と長いです。
わが家の場合は、平屋で外壁が総タイルなので、メンテナンス費用が60年間で最大30万円と言われています。
本当にトヨタホームに決めてよかったと思っています。
完成見学会をやっていないところも良かった
ハウスメーカーによって、完成見学会をするところとしないところがあります。
完成見学会をする施主には特典があるハウスメーカーもあるようです。
わが家も完成見学会や宿泊体験に行って、間取りとかいろいろチェックしました。
でも完成見学会って、知らない人が家のなかを見ちゃうわけで、それって個人情報じゃないですか。

誰が住むかは伏せられるけど、完成見学会のあいだに住所が公表されちゃうし、防犯面でどうなんだろう・・・?
完成見学会は間取りの参考になって良いシステムだけど、自分が建てた家を公開するのは少し抵抗がありました。
トヨタホームは完成見学会は建売だけだったので、自分たちの家が完成したときに知らない人に見られない安心感もありました。
そこもトヨタホームを選んだポイントでした。

家づくりの優先ポイントや譲れないポイントを吟味して、ハウスメーカーを選びましょう。
わが家も大変でしたが、トヨタホームを選んで良かったと思っています。
頑張ってください!