こんにちは。しいまです。
結婚式するのは面倒くさいと思いませんか?
わたしたちは正直なところ、

結婚式って面倒だな・・・
結婚式をやらないで済ます方法はないだろうか・・・
と思ってました。
だって、式場探しとかドレス選びとか招待状とか席次表とか引き出物選びとかとかとかとか・・・
結婚式の準備って大変じゃないですか?
「結婚式の準備って楽しそう!やりたい!」と思えたらよかったのですが、わたしたちは2人とも「結婚式は別にしなくてもいい」というタイプでした(笑)
お金もかかるし、年も年だし(当時35歳)、結婚式はしなくてもいいんじゃない?と思っていました。
でもメリット・デメリットを検討した結果、家族と親しい友人数名だけをご招待した総勢25人くらいのこじんまりした結婚式とお食事会をやりました!
結婚式をしてよかったこと

わたしは35歳で結婚したのですが、母が結婚式の最初から目頭をハンカチで押さえていて、お食事会のあいだも両親がずっと涙目状態だったことに、胸がいっぱいになりました。
友達も結婚式の序盤から涙目で祝福してくれました。
わたしが30歳を過ぎても、両親は結婚をせかすようなことは言いませんでしたが、やはり娘の行く末を心配してくれていて、今まで世間体と戦ってくれていたのだな・・・と思いました。
結婚するにしてもしないにしても、妙齢の女性は結婚の2文字をまったく意識せずに生きることは困難です。

でも、わたしはわたし、まわりはまわり、これがわたしの人生。
自活しているし、趣味の1人旅も楽しいし、もう結婚しない人生もありなんじゃない?
と思っていました。
結婚するもしないも自分の自由と思っていましたが、自分勝手なことでもあったのだなと、結婚式で両親の感極まる様子を目の当たりにして、初めてちょっと反省というか、思うところがありました。
自分で思っていた以上に、周りの人たちに心配をかけていたんだな・・・と切に思いました。
結婚式をしていなかったら、まわりの人たちがここまで心配してくれていたことに気付けなかったかもしれません。
結婚式のメリット・デメリット
わたしたちは面倒くさがりの夫婦ですが、人並みに世間体は気になるので(笑)、結婚式をするかしないかを決めるために、メリット・デメリットをリストアップしてみました。
結婚式をするメリット

- 一生の思い出になる
- きれいなドレスが着られる
- 美味しいものが食べられる
- 個別に結婚の挨拶に行かなくて済む
一生の思い出になる
なにはともあれ、結婚式は一生の思い出になります。
長い結婚生活のなかで、結婚式の思い出があるのとないのとでは違います。

うちも「わたしたちの結婚式のときはさ~」と話すときが何度もあります。
きれいなドレスが着られる

ドレスなんて一生のうちに何度も着ないですよね?
一度くらい着てみたいというのが女心です。

わたしはドレスにあまり興味がなかったけれど、実際にドレスを着てみると、貴重な体験ができてよかったと思いました。
良い思い出です。
美味しいものが食べられる
お料理は、結婚式の楽しみのひとつですよね♪
わたしたちはお食事会がメインだったので、お料理をランクアップしました。
お料理にとことんこだわるなら、お気に入りのお店でレストランウエディングっていう方法もありますよね!
個別に結婚の挨拶に行かなくて済む
これはわたしたちにとってすごく重要でした。

結婚してしばらくたってからの親戚の集まりの席で、親戚に「初めまして」っていうのはなんか気まずくないですか・・・?
これを避けるためには、親戚の人に個別に結婚のご挨拶をさせていただくか、結婚式をして集まっていただくかのどちらかです。

親戚1軒ずつに予定を聞いて、スケジュールを組んで、ご挨拶に伺うなんて・・・
考えただけで大変すぎる・・・

結婚式なら親戚が集まってくれるので、一度で結婚のご挨拶完了です。
結婚式をするデメリット

- お金がかかる
- 準備が面倒だし大変
お金がかかる
結婚式の費用って高いです。
結婚式の費用総額の平均は250万円だそうです。

結婚式の数時間にお金かけるより、新婚旅行とかマイホームにお金使ったほうが有意義じゃない?
と、わたしたちは考えてました。
わたしたちは25人くらいのこじんまりした結婚式だったのに、90万円くらいかかりました。
25人で1万円のコース料理を食べても25万円。
ケーキが1万円として、残りの64万円は?
人件費と会場代とドレス代とお花代と引き出物代?
ドレスは追加料金なしのレンタル1着だけで、お色直しはしていません。
それでもこのお値段!

たった3時間くらいのことで90万円。
1時間あたり30万円です。
30万円あったら、夫婦でアジアビーチリゾートに旅行に行けます。
90万円あったら、夫婦で豪華ヨーロッパ周遊だって行けます。

はぁ~。
この金額ってなんなんでしょうね?
準備が面倒だし大変

結婚式の準備って大変なんですよ。
式場探しから始まって、いろいろ打合せが必要です。
打合せのために何度も式場に行かなくてはいけません。
- 招待客
- 席次表
- 招待状
- ドレス
- ヘアメーク
- お食事
- ケーキ
- テーブルセッティング
- 音楽
- 映像
- お花
- 祝辞(スピーチ)
- 引き出物
- ウエルカムボード
- その他諸々
わたしたちが選んだのはこじんまりとした少人数の結婚式

個別にご挨拶に伺うのは大変だし、結婚式をやることにしました!
でも、派手な結婚式は準備が面倒だから、少人数の結婚式にしました。
わたしたちはごく親しい人たちだけをご招待して、25人くらいのこじんまりとした結婚式をしました。
人前式にして、わたしと夫を出逢わせてくれた共通の友達に、結婚証明書のサインをお願いしました。
披露宴ではなくお食事会にした
少人数のため、披露宴ではなくて、お食事会形式にしました。
長テーブルを囲んでのとてもアットホームなお食事会になりました。

招待客全員をご紹介した
お食事会では最初に、新郎側の招待客は夫が、新婦側の招待客はわたしが、自分との関係性やエピソードをそれぞれご紹介する時間を作りました。
招待客全員のご紹介した理由
招待客全員のご紹介をした理由は、今日この日に集まってくれた、おひとりおひとりに感謝の気持ちを伝えたかったからです。

招待客全員のご紹介してよかったこと
少人数のお食事会の場合、披露宴と違って余興やスピーチがありません。
唯一のイベントはケーキ入刀です。
集まってくれた招待客がお互い初対面だと、なかなか場が温まらないという可能性があります。
結婚式では初めて会う人も多いので、それぞれの人となりの分かるエピソードがあれば、ゲスト同士で共通の趣味などの話ができたらいいなと思いました。

おひとりずつご紹介したことで、ご招待した全員がわたしたち夫婦とのつながりを知ってくれて、とても和やかなお食事会になりました。
2次会はパス
2次会は、もちろんしませんでした(笑)
もうわたしたちは、親族に結婚のご挨拶を済ませられればそれで満足でした。
それ以上の出し物やイベントは必要なしです。

かたちにこだわらず、ご挨拶を済ませることに重点をおいた結婚式でしたが、良い式になってよかったです。