こんにちは。しいまです。
わが家が完成したのは、2017年7月から家づくりを始めてから2年4カ月後の2019年11月です。
その間に一度ハウスメーカーAと契約しました。
家づくりを始めて5カ月後の2017年12月のことです。
結果的には土地の話が流れてしまったため、ハウスメーカーAは解約しました。
これは○ェーブハウス不動産の問題だったのですが、わが家にとって家づくりで一番ショックな出来事でした。
各社比較して気に入って決めたハウスメーカーAだったので

また振り出しから始めるのか・・・
もう疲れた・・・
と、立ち直るまで結構しんどかったです。

わが家はこの件で、不動産屋とハウスメーカーAの営業さんについて学びました。
家づくりの道のりにはこんなこともあるんですね。
土地契約に関してはけっこうトラブルが多いみたいなので、同じように悩んでいる人もいつと思います。
今回は、わが家が経験した土地トラブルについて、時系列でお話しようと思います。
12/24土地買付証明を○ェーブハウス不動産にFAX
私たちは土地を持っていなかったので、まずは土地がないと家を建てられません。
今回問題になった土地は12月初旬にネットで見つけました。
見に行ったら条件に合うし気に入ったので、ハウスメーカーAの営業さんにも見てもらいました。
これは良い土地だということで、ハウスメーカーAの営業さんから○ェーブハウス不動産へ電話問い合わせをしました。
その時は、すでに買付証明を提出している人がいて商談中ということでした。
諦めていたところ、金額が合わずに商談が破談になったと12月20頃に連絡がありました。
私たちは急いで買付証明のフォーマットを不動産からもらい、記入してFAXしました。
その後すぐに不動産へ電話して受理したことを確認しました。

私たちは売主の希望額で買付証明を提出したので、あとは契約の日取りを決めて契約です。
家づくりが本格的に始まるよ!
不動産屋から土地の契約に関する連絡は、年末年始の休み明けとのことでした。
12/24ハウスメーカーAと契約
買付証明を不動産屋が受理したから土地はこれで話が進むだろうということで、ハウスメーカーAと契約しました。
12/25手付金100万円を振込
12/24に契約書にサインして、翌日の12/25付で手付金100万円を振り込みました。
1/13 不動産屋と連絡がとれなくなる
わが家は土地の買付証明を書いたのも初めてだったので、買付証明を提出してから土地の契約までにかかる日数は分からなかったのですが、なんか連絡が遅いような気がしました。
ハウスメーカーAの営業さんに一般的な流れを聞いてみると、一般的には買付証明を提出してから1週間程度で話がまとまって契約に至ることが多いとのことでした。

年末年始を挟んだとしてもそろそろ連絡があってもよいのではないでしょうか?
ハウスメーカーAの営業さんも不動産屋からの連絡が遅いと感じていたようです。
営業さんいわく、年末年始明けから不動産屋の担当者に電話しているがつかまらず、話ができていないとのことでした。
連絡が取れていないので会えるかどうか分からないけれど、不動産屋にハウスメーカーAの営業さんが直接行ってくれることになりました。

どうなっているのか不動産屋の担当に確認してきます!
どうなっているのか不動産屋の担当に確認して、私たちに連絡してくれるとのことでした。
わが家は不動産については素人なので、経験豊富なハウスメーカーAの営業さんにお任せすることにしました。
その日の夜、ハウスメーカーAの営業さんから連絡がありました。

不動産屋に直接行ったけど会えなかったです・・・
引き続きなんとかして早く連絡取ります。
私たちにとっては初めての土地契約だったので、手順も何も分からず手探りでとても不安でした。
ハウスメーカーAの営業さんは不動産屋の対応の悪さに憤慨して、土地契約に向けて一緒に頑張りましょうと言ってくれました。
1月末 まだ土地契約の連絡が来ない
それから2週間ほどたっても不動産屋の担当はのらりくらりで、どうなったかはっきりしないということでした。

これはあきらかにおかしいと素人でも分かりました。
2/10 土地が流れる

2月初旬にやっとハウスメーカーAの営業さんから連絡がきました。

不動産と連絡がやっと取れまして・・・
土地は売主の知人の親戚が買うそうです・・・

はぁ??
わが家は買えないってこと?!
買付証明出したのに、なんでそうなるの?!
買付証明を受理したことを電話で確認しているのに。
こんなに連絡を待っていたのに。
連絡取ろうと営業さんもヤキモキしたのに無視しておいて。
こんなことがあるのでしょうか?

頭にきました。
買付証明はわが家が先に提出したのに、納得がいきません。
ハウスメーカーAの営業さんから又聞きしたのでは埒が明きません。
ハウスメーカーAの営業さんと不動産屋の担当者とわが家で話し合いをしました。
しかし実際は話し合いではなく、不動産屋の事後報告でした。
「売主の知人」というのは、○ェーブハウス不動産の税理士でした。

つまり、税理士の親戚に横取りされたということです。
真実は分かりませんが、私たちはそう感じました。
○ェーブハウス不動産の担当者は50代くらいで名刺には取締役専務の肩書がついていました。
この取締役専務はこの話し合いのために来た人ではなく、土地の担当者です。
(ネットの土地情報には、不動産屋の担当者名が表示されるのでわかった)
私たちは不動産屋の担当者に、買付証明を受理しておいて1カ月半連絡がないことと、この件の責任の所在について説明を求めました。
不動産屋の言い分はこうです。

売主の知人の親戚が土地を買うことは今更どうしようもないことで、買付証明には法的効力がないから、責任はそもそも発生しません。
確かに買付証明に法的効力はありません。
では買付証明って、いったい何の証明なんでしょう?
買いつける証明ですよね。
買付証明は「買いたい」という正式な意思表示です。
それを受理したなら、買い付けることを受けたということです。
一般的には、買付証明を受理したら買主と売主の商談が始まります。
その商談が破談になったら、次に買付証明を提出した買主と売主が商談できます。
商談は同時進行ではなくて、1対1で順番に行うのが一般的です。
私たちも、先に買付証明を提出した買主と売主の商談が破談になったから、買付証明を提出したのです。
買付証明の提出の順番について説明を求めると不動産屋は

買付証明は、同日に提出されました。
と言いました。

ではわが家が買付証明をFAXした後すぐに電話確認した時、なぜ「受理した」と言ったのか?

不動産屋って仲介をすることで儲ける商売だよね?
ちゃんと仕事してないじゃん!!
あ~~~~
も~~~~~
モヤモヤする!!!!
最後には何を聞いても「売主が決めたこと」の一点張りでした。
そりゃ売主に一番権力があることは分かってますよ。
売主が決めたことだから仕方がないとはいえ、だめならだめでなぜすぐに連絡してこなかったのかってとこですよ。
ハウスメーカーAの営業さんが何度も連絡してもつかまらず、連絡がつかないから直接行っても会えないってどういうことでしょうか?
取締役専務が買付証明を受理しておいて1カ月半放置する会社ってどうなってんの?
疑問です。
不動産屋は替わりになる土地を探すと約束して帰りましたが、結局、替わりになる土地を見つけたという連絡はありませんでした。
そして、私たちと一緒に土地契約に向けて頑張ってくれるはずだったハウスメーカーAの営業さんは、この話し合いのあいだ一言も言葉を発しませんでした。
2/10 ハウスメーカーA解約

ハウスメーカーAの営業さんは何も悪くないのか。
何も悪くないと思います。
だって土地が売り主の知人の親戚が買うことは決定事項であって、いまさら何を言おうと結果は変わらないから。

完全にわが家の運が悪かったのです。
ただそれだけなのです。
でも私たちは、ハウスメーカーAの営業さんを頼りにしていました。
私たちの一方的な信頼だったのかもしれませんが、土地の話し合いで何も言ってくれなかった営業さんとは、この先一緒に家を作ることはできないと思いました。
3月末 手付金100万円を返金してもらう
建物の契約を解約することを伝えて、手付金を返金してもらいました。
ハウスメーカーを比較検討するのも、私たちにとってはものすごい労力でした。
またいちからやり直しです。

家づくりってすごい精神力を必要とするんだな・・・
はぁ・・・

ちょっとしんどい話でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
買付証明を出したあとの土地トラブルは、ネットで検索してみると経験している人がたくさんいました。
わが家の実際の経験談として、これから家づくりをしていく人の参考になったらうれしいです。