ハウスメーカー比較 ポイントは5つ 気密・断熱・性能・自由度・営業

ハウスメーカー比較ポイント5つ ハウスメーカー

ハウスメーカーのチェックポイントは?

いろいろ見すぎてよく分からなくなってきちゃった・・・

わが家は15社のハウスメーカーを比較して、決めました。

比較ポイントは「気密・断熱・性能・自由度・営業」の5つです!

わが家もハウスメーカーを見れば見るほど頭のなかがいっぱいになってしまって、情報が整理できなくなった時期もありました。

効率よく比較できるように、ポイントをおさえましょう。

比較ポイントは「気密・断熱・性能・自由度・営業」の5つ

ハウスメーカー比較ポイント5つ

気密


気密と断熱はセットで考えます。

寒さを遮断しても冷たい隙間風が入ってくれば寒いし、ぴっちりすきまをなくしても壁が薄ければ寒さが室内へ伝わってきます。

気密とは隙間がどのくらい少ないかということです。

ハウスメーカーのモデルハウスでは必ずと言ってよいほど、気密断熱の話がありますし、実際の住み心地に直結するので必ず確認したほうが良いです。

気密が保たれるかどうかは重要なので、営業さんに質問しましょう。

完成後に測定するハウスメーカーが多いですが、それが自社で測定なのか第三者機関に測定してもらうか聞いてみましょう。

自社で測定するのももちろん問題ありませんが、第三者機関に測定してもらうハウスメーカーはそれだけ自信があるのと、公平な結果を提示できるということになります。

断熱

繰り返しになりますが、気密と断熱はセットで考えます。

断熱は、壁の断熱素材と量が重要です。

ハウスメーカーも年々グレードアップしていきますので、数年でも大きく性能が違うこともあります。

断熱は壁の他に、窓も重要です。

窓は何枚ガラスかと、サッシの素材によって、断熱性能に違いがでます。

1枚ガラス 
< 2枚ガラス(ペアガラスといいます) 
< 2枚ガラスでガス入り 
< 3枚ガラスでガス入り(トリプルガラスといいます)

4枚ガラスも開発されています。

中も外もアルミサッシ 
< 外はアルミで中は樹脂サッシ 
 中も外も樹脂サッシ

※長年の太陽光の耐用できるように、あえて外はアルミサッシを採用するハウスメーカーもあります。
※スウェーデンハウスなどは木枠を採用しています。
(一般的に北欧は日本より住宅性能に早く着目しているので、窓の作りも優れています)

そして、窓より壁の方が断熱性能は高いです。

極論、窓を少なくすればするほど、断熱性能は高いということになります。

断熱材もその量も、建てる方の好みでは決められません。

ハウスメーカーで決まっているものしか使用できません。

窓は、サッシに関してはハウスメーカーで決まっていますが、何枚ガラスにするかは、建てる方が選べることが多いです。


基本はペアガラスのガス入りが多いですが、追加料金(オプション)でトリプルガラスでガス入りも選べます。

性能

性能とは、気密・断熱・耐震・外壁・換気システムなど構造部分すべてに対する複合的なものです。

構造部分のどれかの性能が劣ると、家の性能が低くなってしまいます。

どこまでが標準設備なのか、何を希望したらオプションで料金の概算はいくらなのかもざっくり聞いてみましょう。

構造部分についての詳細はこちらもどうぞ。

自由度

自由度がどの程度あるか

これが結構ポイントです。

自由度ってなに?

それは、「建てる方の夢をどのくらい叶えてくれるか」です。

  • 夏涼しくて冬あったかいお家にしたいから、窓は全部トリプルガラスにしたい!
  • お風呂はユニットバスではなくてホテルライクにしたい!
  • ドアはアンティークのステンドグラスを使っているものがいい!
  • 部屋の中にハンモックを吊るしたい!
  • ボルダリングできる壁を部屋の中に作りたい!

とかとか。

建てる前ってどこまでも夢が広がりますよね。

夢をどこまで叶えてもらえるかは、ハウスメーカー次第です。

性能上問題がないことは相談に乗ってくれますが、性能上問題があることは無理と言われます。

わが家の希望は、「宅配ボックスと郵便ポストを玄関壁に埋め込んで、外に出ずに中から郵便物や宅配を受け取りたい」というものでしたが、断念しました。

なぜなら、ハウスメーカーに「外壁に穴を開けてポストなどを埋め込むのは気密と断熱が確保できない」と言われたからでした。

言われてみればそうですよね。

郵便物が投かんされるたびに外の空気が入りますし、密閉されてないから常に少しずつ外気が入りこみます。

性能上問題があったため、あきらめました。

あと、ウッドデッキの天井部分にハンモック吊るしたかったのですが、外の天井部分の強度問題でだめでした。

新築でやってみたい夢があれば、早い段階で営業さんに聞いてみた方が良いです。

ハウスメーカーを決めた後から夢を相談して断られると悲しいです。

先に希望を伝えてできるかできないかざっくり聞いてから、ハウスメーカーを選びましょう。

営業


営業さんは家づくりの間と、家が完成した後もずっとお付き合いが続きます。

そのため、信頼できる営業さんかどうかは何十年も関係するので重要です。

最初の打ち合わせ営業
間取り作成
住宅ローン
つなぎ融資
間取り詳細打ち合わせ設計士
インテリア打ち合わせインテリアコーディネーター
着工~完成現場監督
各種補助金申請営業
何か困った時
知人に紹介したい時

営業さんと何か合わないけど、このハウスメーカーが良いとなったら、遠慮なく担当変更を申し出ましょう。

人生で一番高い買い物をするのです。

遠慮なんかしている場合ではありません。

実際、わが家もトヨタホームが良いと思ったけれど最初の担当者と話がかみ合わなくて、トヨタホームで建てたヨガの先生に担当営業を紹介してもらいました。

ヨガの先生の担当営業さんに今後担当してほしいと説明したら、社内でうまいこと調整してくれて、以後知人の担当営業さんにお世話になっています。

話をしていて違和感がある営業さんとは、無理しない方がいいです。

不信感をもったまま打ち合わせを続けても、「こっちは人生で一番高い買い物するのにその対応はなんなの?」とモヤモヤしちゃいます。

我慢して付き合い続けると、補助金申請とかお金に関わる部分など、いろいろな面で話が通ってなかったりして困ることになるかもしれません・・・

紹介してくれる知人がいなくても大丈夫です!

別の住宅展示場の同じハウスメーカーのモデルハウスに行ってみましょう。

そこで良い営業さんと出会えれば、その人に担当になってもらえるかもしれません。

紹介あるとお得だよって話。

まとめ

ポイント5つで比較しよう!

気密
完成後に測定する方法を聞いてみる

断熱
断熱素材と量、窓について聞いてみる

性能
どこまでが標準設備なのか、何をしたらオプションで料金はいくらくらいか聞いてみる

自由度
夢を叶えてくれるか聞いてみる

営業
話していて違和感がないかチェック!違和感があったら他の展示場へGO!

繰り返しになりますが、人生で一番高い買い物をするのです。

遠慮なんかする必要はありません。


聞くのは無料です。

たくさん質問して真剣に比較しているお客さんを面倒と思う営業さんはいないと思います。

むしろ、真剣な人には真剣に応えてくれるのが人というものではないでしょうか。

「こんなこと言ったら気を悪くするかな?」など気にせずに聞きたいことは聞いてみましょうね~

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