こんにちは。しいまです。
外構は家の外観を左右する重要な部分です。

素敵な雰囲気のお家って、素敵な外構のお家が多いですよね。
外構は家の外のことだけれど、実は住み心地にもかなり影響を与える部分でもあります。

わが家も外構は一生懸命考えましたが、住んでみてから、やってよかったなと思ったことと後悔したことがあります。
今回は、わが家が住んでみて実感した外構についてお話します。
わが家が外構でやったこと

わが家の外構でやったことはこんな感じです。
車1台分 | コンクリート最低限と砂利 |
カーポート | |
目隠しフェンス | 横10メートル×高さ2.2メートル |
横5メートル×高さ2.2メートル | |
照明 | 玄関と庭に各1か所 |
植栽 | 2.5メートル×5本 |
ブロック塀 | 3段×20m (西と北の2面) |
ウッドデッキ | 6畳くらい |
アプローチ | コンクリート最低限と砂利 |
下草 | |
石 | |
その他 | 物置 |
防草シート+砂利 | |
宅配ボックス | |
立水栓2つ(玄関と庭に各1) |

このなかで、やってよかったことと、もう少し考えればよかったことをまとめてみました。
こらから外構を考える人の参考になれば幸いです。
やってよかった成功事例9つ
- 駐車場のデザイン
- アプローチのコンクリートにリズムをつけた
- 宅配ボックスは便利
- 目隠しフェンスの高さ
- 6畳くらいのウッドデッキ
- 植栽に落葉樹をいれた
- 植栽に照明をつけた
- 防草シート
- 立水栓と散水ポールが使いやすい
駐車場のデザイン
駐車場は、車がないとき無機質になりがちですよね。

車がないときもおしゃれに見えるように、石でデザインを入れました。

コンクリートは大きな面にするとひびが入りやすくなってしまうので、そのあたりも考慮してデザインしてもらいました。
まっすぐコンクリートにするより、ちょっとおしゃれな感じになりました。
洗い出しコンクリートにすることで、タイヤの黒いあとがつきにくいようにしました。
アプローチのコンクリートにリズムをつけた

アプローチは歩くところだけ洗い出しコンクリートにしましたが、これものっぺりしないように配置にリズムをつけました。
楽しい感じになって気に入っています。

↑の写真は外構工事完成の1か月後(春)くらいです。
- タイムロンギカウリス・・・初夏にピンクの花が咲く
- リピア・・・夏に白い花が咲く
- プラティア・・・春~秋までブルーの花が咲く
わが家の玄関アプローチは北側ですが、グランドカバーが成長すると、3か月くらいでこうなります。

グランドカバーは植物の種類によって成長速度が違います。
左側はタイムとリピアで、成長が早いです。
右側はプラティアで、成長はゆっくりです。
それぞれのお花の時期がズレているので、お花を長期間楽しめます。
宅配ボックスは便利
宅配ボックスはすごく便利です。

わが家は共働きなので、平日だと受け取れるのは夜だけです。
しかも、残業になってしまったら即アウトで受け取れません(泣)

「今日は宅配の日だから早く帰らなくちゃ!」と焦らなくてよいので、気持ちが楽です。
休日もお昼寝しているときに宅配便があっても、宅配ボックスに入れてもらえればOKです。
再配達もなくなるので、宅配業者さんにも優しいですね。
※冷蔵・冷凍・食品などは、宅配ボックスに入れてもらえません。
目隠しフェンスの高さ
わが家の目隠しフェンスは2.3mくらいあります。
完全に目隠ししようとすると威圧感がでてしまうのであまり高くできませんでしたが、お隣も平屋なので十分リラックスできる高さです。

庭やウッドデッキを部屋着でウロウロしても平気です。

6畳くらいのウッドデッキ
広いので大人ふたりが寝転んでも余裕♪
わが家のセカンドリビングです。

休日はランチしたりお茶したり、本を読んだりしてくつろいでいます。
楽しいピクニックスペースです。
すき焼きとか匂いの残る料理も、ウッドデッキですれば平気!

植栽に落葉樹を取り入れた
植栽は常緑樹2本と落葉樹3本を植えました。
最初は「手入れが楽かな?」と思って常緑樹だけにしようとしていましたが、外構のプランナーさんが落葉樹をおすすめしてくれました。

落葉樹は枝ぶりがきれいなのと、季節を感じられるところが良いです。
春に葉が出始めるとなんだか愛おしくなります。
実際に住んでみて、落葉樹を植えてよかったと思っています。
落葉樹は落ち葉の掃除が大変だと思っていましたが、実は常緑樹は1年中葉が落ちます。
落葉樹の落ち葉は冬だけなのと、常緑樹より葉が薄いのでかさばりません。
植栽に照明をつけた
植栽を照明で照らしています。
落葉樹のほうが照明の効果が出てきれいです。
防草シート
外構業者が仕入れる防草シートのほうが分厚くて、防草効果に優れていて耐久性も高いそうです。
防草シートは一度やれば、永久に大丈夫というものではなくて、防草効果が薄れてくるので一定期間で貼り替えが必要です。
自分でDIYしても一定期間でやり直しすることを考えると、耐用年数の長いほうが労力が少なくてすみます。

外構業者が仕入れる防草シートは金額は高いですが、長期で考えれば費用もとんとんになると思います。
立水栓と散水ポールが使いやすい
庭には立水栓、玄関脇には散水ポールをつけました。
散水栓はフラットなところがよいのですが、使うときにいちいちしゃがみこんでふたを開けてというのが面倒なので、立水栓と散水ポールにしました。

庭の立水栓にはガーデンパンもつけました。
ガーデンパンとは水を受ける部分のことです。
ガーデンパンはふちがあるものだと、大きなものを洗うときにストレスなので、ふちのないものにしました。
洗うものがどんな形や大きさでも使いやすくて気に入っています。
もう少し考えればよかった失敗4つ
- 宅配ボックスの位置
- 宅配ボックスにいれてくれない宅配業者もいる
- 季節によって虫が多い
- 植栽の選択ミス
宅配ボックスの位置
宅配ボックスは郵便ポストと表札を兼ねた機能門柱です。
どこに設置するか迷ったのですが、知らない人にあまり敷地に入ってほしくなかったので、道路に近いところに設置しました。

①実際に住んで使ってみると、設置場所が失敗したと思いました・・・。
雨の日に郵便や宅配便をだすのがちょっと不便なのです。
②向きが斜めだから、インターフォンカメラも斜め映像
カメラの位置も意識して、外の様子を伺いやすい位置に設置すればよかったです。
雨の日も濡れずに取り出せるように、軒下に設置すればよかったです。

知らない人に敷地に入ってほしくないとか思っていましたが、軒下までの距離は70㎝くらいしか違わないので、実際は距離なんて気にするほどでもなかったです。
雨の日に照準を合わせるべきでした。
濡れない場所のほうが、宅配ボックスの汚れも少なくていいですよ。
宅配ボックスにいれてくれない宅配業者もいる
ある日、郵便ポストに不在票が入っていました。

宅配ボックスに入る大きさの荷物なのに、なぜ?
宅配業者というか担当によるのですが、宅配ボックスの使い方がわからないためか、入れてくれないことがあります。
扉のなかに使いかたのシールを貼ってあるのですが、見てくれないのかな?
マンションなど宅配ボックスの設置が多い地域の担当は使い方に慣れているのかもしれません。
わが家は地方の古い住宅街のため、宅配ボックスを設置しているお家は少ないです。
町内ではわが家くらいかもしれません。
再配達するよりも宅配ボックスに入れるほうが楽だから、みんな入れてくれると思っていたのですが、誤算でした。
配達時に説明して、だんだんと慣れていってもらえればいいなと思います。
季節によって虫が多い

庭に植栽を4本と下草や低木を植えているからか、初夏~秋は虫が多いです。
特に夜は照明に小さな虫が寄ってくるので、初夏~秋にウッドデッキで夜ごはんとかは厳しいかも。
しかたのない部分で対処のしようもないのですが、ちょっと想定以上でした。
植栽の選択ミス
- シマトネリコ(←これが失敗)
- ハイノキ
- 百日紅
- 紅葉
- アオダモ
わが家のメインの庭はリビングと寝室に面した南側です。

隣の家の窓からの視線を遮るためにシマトネリコを植えたのですが、これが失敗だったことに夏になって気づきました。
セミがすごいうるさいのです・・・
わが家の植栽でセミがとまるのはシマトネリコだけです。
ご近所を見てみても、どうやらセミがとまる木ととまらない木があるようです。

窓を閉めていても、寝室とリビングにいるとセミがうるさいです。
夏だから仕方ないのですが、結構な音量で鳴き続けられます。
視線を遮るための常緑樹は他にも選べたのにね。
丈夫でメンテナンスが楽だと思ってシマトネリコを選んだのにね。
シマトネリコはおすすめしません(笑)
ご近所でもシマトネリコを植えられているお宅がありますが、セミがいないシマトネリコもあります。
シマトネリコにも種類があるのかも?
植栽選びは、見た目やメンテナンスのしやすさ以外に、セミにも注意して選んだほうがいいですよ。

やっぱり実際に住んでみないと分からないことがたくさんありますね。