初めて猫を飼い始めて1週間目、2回目のワクチン接種を受けてきました!

ワクチンの種類は?
タイミングは?
費用は?

わが家も初めての猫だったので、よく分からなかったです。
いろいろ調べたので、まとめてみました。
そもそもワクチン接種とは?
ワクチン接種はウイルス感染症を予防するためのものです。
免疫力をつけるために毒性を弱めたウイルスを体に入れます。
打てば絶対に安心というわけではありませんが、ワクチンを接種していれば感染しても症状を軽くできます。

ワクチン接種は猫の健康を守る大切な手段です。
感染源を飼い主が外から持ち込んでしまうこともあるので、ワクチン接種は室内飼いの猫にも必要です。
ワクチンの種類は?
- 3種混合
- 5種混合
※4種混合もあります。
※どれを受けたらいいかは獣医さんに相談しましょう。
予防項目 | 3種混合 | 5種混合 | 単独 |
猫ウイルス性鼻気管支炎 | 〇 | 〇 | |
猫カリシウイルス感染症 | 〇 | 〇 | |
猫汎白血球減少症 | 〇 | 〇 | |
猫白血病ウイルス感染症 | 〇 | ||
猫クラミジア感染症 | 〇 | ||
猫エイズウイルス感染症 | 〇 |
予防項目 | 感染すると | 重症化すると | 最悪は |
猫ウイルス性鼻気管支炎 | ・鼻水 ・くしゃみ ・せき ・熱 | 子猫や老猫は危険 | 死亡 |
猫カリシウイルス感染症 | ・鼻水 ・くしゃみ ・せき ・熱 | ・潰瘍 ・肺炎 | 死亡 |
猫汎白血球減少症 | ・嘔吐 ・下痢 ・熱 | ・合併症をおこしやすくなる ・子猫は特に危険 | 死亡 |
猫白血病ウイルス感染症 | ・白血病 ・リンパ腫 ・貧血 | ・免疫力が低下 ・他の病気も悪化する | 死亡 |
猫クラミジア感染症 | ・結膜炎 ・鼻水 ・くしゃみ | 肺炎 | 死亡 |
猫エイズウイルス感染症 | 免疫力低下 | ・結膜炎 ・歯肉炎 ・口内炎 ・貧血 ・白血球減少 ・病気を併発 | 死亡 |
ワクチン接種のタイミングは?
- 1回目 生後2か月頃
- 2回目 生後3か月頃
- 3回目 生後4か月頃
- 4回目 生後1年頃
以後は1年に1回もしくは3年に1回

具体的なタイミングはかかりつけの動物病院に相談しましょう。
わが家のかかりつけの動物病院では、2回目のワクチン接種のあとは1年後でOKとのことでした。
2回目のワクチン接種!
うちの子たちは、1回目のワクチン接種(3種混合)は保護団体に保護されていた生後2か月目のときに受けました。

今回は、生後3か月目の2回目のワクチン接種(3種混合)です。
診察と注射
先生が健康状態をチェックして、体調が良さそうならワクチン接種です。
- 体重
- 体温
- 触診
後ろ脚に注射します。

注射は1本だけで、時間は数秒ですぐに終わります。
注射を打ったところに癌やしこりができやすいという研究報告があるため、もし癌になってしまったときに治療しやすいように、ワクチン接種の注射は脚やしっぽに打つことが多いそうです。
うちの猫たちの反応は・・・

そんな2頭のワクチン接種の注射の反応は・・・
おきく
「ん?いま、なんかした?
ま、いっか。
それよりあっちがきになる!」
おきくは物怖じしない性格で、診察台の上でもまわりのものに興味津々で探検に出発しようとするのを、看護師さんと飼い主で止める感じです。
ごえもん
「いたい!
いま、ちくっとした!
なに?なに?なに?!」
それに対してごえもんは、診察台の上では怖くてしっぽを脚の間に入れてしまい、逃げ出そうとするのを、看護師さんと飼い主で止める感じです。

おきくはへっちゃらでまだ探検に行こうとするし、ごえもんはしゅんとなってしまいました。
2頭2様ですね(笑)
まったく反応が違います。
兄妹なのに不思議なものです。
でも人間だって兄弟で性格は全然違いますもんね。
猫だって1頭ずつ違ってあたりまえです。
ご褒美タイム
2回目のワクチン接種が終わったら、帰りにおやつをあげます。

猫の記憶は長くないので、病院が怖くてもそのあとにおやつがもらえたら、おやつに夢中になってくれて「怖い→美味しい」に記憶が上書きされますよ。
病院の後はすぐにおやつタイムにすると、病院を怖がることを少しは防げるのでオススメです。
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ちゅーるも大好きみたいです♪
今回の病院費用
●おきく
3種混合ワクチン 4620円
●ごえもん
3種混合ワクチン 4620円
2頭合計 9240円(込)
※金額はわが家の近所の動物病院の場合です。
ワクチン接種した日の過ごし方
- 午前中に病院に行く
- 病院から帰ってから数時間は安静にさせる
- もし副作用で体調に異変があったら病院へ行く
免疫力をつけるために毒性を弱めたウイルスを猫の体に入れるので、ワクチン接種のあとに副作用で体調をくずしてしまうことがあります。
副作用はワクチン接種の後、1時間以内~数時間のあいだに見られることが多いです。
症状は、ぐったりしたり熱がでたりです。

副作用で体調をくずしたときにすぐに動物病院に連れて行ってあげられるように、ワクチン接種はなるべく午前中にするのがおすすめです。
午前中にワクチン接種をしたら、家に帰ってから数時間はケージのなかでおとなしく過ごさせます。
体調の異変がないか注意して見守りましょう。
もしちょっとでもおかしいと思ったらかかりつけの病院に電話して大丈夫です。

判断と行動は早い方が良いですから、すぐに先生に相談しましょう。
ワクチン接種から1週間くらい気を付けること
ワクチン接種から免疫がつくまで数日かかるので、1週間くらいは猫にストレスを与えないように過ごしましょう。
- シャンプーしない
- 遊びで興奮させない(おだやかに遊ぶ)
- 激しい運動も控えさせる

初めてのワクチン接種はわからないことだらけ。
ささいなことでも気になることや疑問は、動物病院の先生に聞いてみましょう。